NEWSニュース&リサーチ
2026.10.22
デイリー速報|2026年10月22日:日経平均は546円高で反発、日銀の月末会合に注目
10月21日の日経平均株価は545円82銭高と反発し、3営業日ぶりに上昇しました。同日は、日本銀行の月末の金融政策決定会合をめぐる動きや、9月の貿易統計、訪日外客数も相次いで公表されました。本日の主な経済ニュース5本をまとめます(時刻はいずれも日本時間)。
1. 日本株は3営業日ぶりに反発
10月21日の日経平均株価の終値は64,621円24銭で、前日比545円82銭(0.85%)高となりました。TOPIXは0.86%高の4,043.73ポイントでした。米スペースXが発表した7〜9月期決算が市場予想を上回ったことを受け、AI・半導体関連株が上昇し、日経平均の上げ幅は一時1,300円を超えましたが、65,000円付近では伸び悩みました。
出典:日本経済新聞(2026年10月21日)、日経平均プロフィル 日次サマリー(2026年10月21日)
2. 日銀、10月末の会合で「2%の物価目標」の達成を判断か
共同通信によると、日本銀行は10月29日〜30日の金融政策決定会合で、物価上昇率が2%の目標に達したかどうかを判断する見通しで、政策金利は1.25%程度で据え置かれる見込みです。氷見野良三副総裁は10月21日の衆議院で、基調的な物価上昇率は「2%にかなり近づいている」と述べ、緩和の調整が遅れれば経済に悪影響が及ぶ可能性があるとの認識を示しました。いずれも報道と発言であり、日銀の正式な決定ではありません。
出典:共同通信(2026年10月21日)、ロイター(2026年10月21日)、ブルームバーグ(TBS CROSS DIG掲載)
3. 9月の輸出は13カ月連続で増加、貿易収支は5カ月連続の赤字
財務省が公表した9月の貿易統計(速報)によると、輸出額は約10兆9,723億円で前年同月比16.7%増でした。このうち半導体等電子部品は49.4%増、自動車は15.1%増です。輸入は18.9%増(原粗油は51.1%増)で、貿易収支は5,365億円の赤字と、5カ月連続の赤字となりました。
出典:財務省「令和8年9月分貿易統計(速報)」、日本経済新聞
4. 円相場は1ドル=158円近辺で推移
共同通信のデータによると、10月22日午前3時時点の円相場は1ドル=158円14〜15銭で、前日に比べ小幅な円高となりました。
出典:共同通信(2026年10月22日)
5. 9月の訪日外客数は前年同月比5.0%減
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、9月の訪日外客数は310万3,700人で、前年同月比5.0%減でした。中東情勢による航空運賃の上昇、航空便の減少、台風による欠航などが影響しました。一方、韓国、シンガポールなど7市場では9月として過去最高を記録し、1〜9月の累計は3,000万人を超えています。
出典:日本政府観光局(JNTO、2026年10月21日)、日本経済新聞
ポイント
AI・半導体関連の需要が株価と輸出の双方を支える一方、エネルギー輸入の増加が貿易赤字を広げ、円相場は158円近辺にとどまっています。10月29日〜30日の日銀会合で「2%目標」がどう判断されるかが、当面の焦点です。
画像について:アイキャッチはFinGroupがプログラムで作成したイラストです。
免責事項:本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘や助言を行うものではありません。