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2026.11.07
週間マーケットまとめ|2026年11月第1週(11/2〜11/6):日経平均は5,855円安の5万7,434円で2週ぶり急落・6万円割れ、TOPIXも6.5%安、長期金利2.66%、ドル円157円台後半

2026年11月第1週(11月2日〜6日)の日経平均株価は、前週末比5,855円34銭安(9.25%安)の5万7,434円77銭と、2週ぶりに大幅下落しました。文化の日(3日)を挟み4営業日すべてが続落し、6日は歴代3番目の下げ幅となる3,643円安。終値で6万円を割り込んだのは5月20日以来です。TOPIXは3,707.99と前週末比257.08ポイント安(6.48%安)。米中間選挙後のAI規制懸念を背景にハイテク株が総崩れとなった一方、週中は自動車などバリュー株へ資金が流入する局面もありました。長期金利(新発10年物)は週末2.66%、ドル円は157円台後半でもみ合いました。1週間の動きと来週の注目点を整理します。
1. 株式:日経平均は週間9.25%安、6万円割れ
1-1. 週間の値動き
- 日経平均:6日終値は5万7,434円77銭。前週末(10月30日)の6万3,290円11銭から5,855円34銭下落しました(日経平均プロフィル、株探)。6月25日の高値7万2,366円から2割超下落し、テクニカル上は弱気相場入りとされています(ロイター/ニューズウィーク日本版)。
- 日々の動き:2日は208円安の6万3,081円86銭。3日は文化の日で休場。4日は893円安の6万2,188円63銭、5日は1,110円安の6万1,077円90銭と4日続落し5カ月半ぶり安値帯、6日は3,643円13銭安(5.96%安)で5日続落。一時安値は5万6,745円81銭でした(日経平均プロフィル、株探)。
- TOPIX:6日終値は3,707.99で、前週末の3,965.07から6.48%下落。5日は日経平均が続落するなかTOPIXは反発(+1.16%、3,940.39)し、6日は232.40ポイント安(5.90%安)となりました(株探、東京海上アセットマネジメント週次)。
1-2. 業種・需給と海外の連動
- 6日の商い:東証33業種はすべて下落。プライム市場の騰落は値上がり21・値下がり1,523銘柄、売買代金は約12兆4,808億円でした(ロイター/ニューズウィーク日本版)。
- ドライバー:週初はキオクシア決算への嫌気、週後半は米AI投資の収益性懸念に加え、米中間選挙で民主党が躍進し州レベルでのデータセンター/AI規制強化観測が強まり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)急落を受け日本のハイテク株が総崩れとなりました。一方、週中は自動車などバリュー株への流入も見られました(株探、ロイター)。
- 米国:中間選挙で民主党が上下両院で躍進。5日の米国市場ではSOXが約12%下落し、ダウ工業株30種平均は約1,833ドル安の約5万1,523ドルとなりました(株探、各社日次報道)。
2. 金利・為替:長期金利は2.66%へ低下、ドル円は157円台後半
- 長期金利:新発10年物国債利回りは11月6日時点で2.66%と、前週末比0.12ポイント低下しました。株安に伴う安全資産需要が背景です(東京海上アセットマネジメント週次/Bloomberg)。
- 円相場:対顧客仲値の週末値は1ドル=157.77円(前週末比+0.23円)。日中は介入警戒と実需の綱引きで157〜158円台のもみ合いが続きました(東京海上アセットマネジメント週次)。
3. J-REIT:東証REIT指数は金曜に急落
- 東証REIT指数:6日終値は1,654.80と、前日比38.26ポイント安(2.26%安)。前週末(10月30日)終値1,648.88からは、週中に持ち直したのち金曜の下げで水準を切り下げる展開でした。週間の騰落率はここでは算出せず、金曜の値動きを中心に記します(マーケットデータ)。
4. 来週(11月9日〜13日)の注目点
- 海外:9日に中国10月CPI・PPI、10日に米10月CPI、13日に米10月PPIが予定されています(株探)。
- 国内:10日に日銀「主な意見」、12日に日本の企業物価指数(PPI)、13日にオプションSQがあります。決算発表シーズンも継続します(株探、日本銀行)。
海外投資家・日本進出企業にとってのポイント
- 指数と市場の広がり:日経平均の急落と、5日のTOPIX反発のように指数間の乖離が目立ちました。水準だけでなく業種・騰落銘柄数もあわせて確認することが重要です。
- テーマの振れ:AI・半導体は規制観測で大きく調整した一方、バリュー株へ資金が移る局面もありました。日本での事業・投資判断では、テーマ偏重を避ける分散の視点が有効です。
- 金利と為替:長期金利の低下とドル円のもみ合いは、借入・不動産評価・外貨建て資金調達の前提見直し材料になります。来週の米CPIと日銀公表物も注視してください。
FinGroupについて
フィングループ株式会社(FinGroup)は、日本市場への参入やクロスボーダーM&Aに取り組む企業・金融機関向けにIR・PR・FAサービスを提供しています。詳しくは投資銀行事業および金融メディアThe 3%をご覧いただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください。前日の市況はデイリー速報(11月6日)、週初の見通しは今週の日本市場展望(11月第1週)もご参照ください。
出典
- 日経平均プロフィル「日次サマリー」(2026年11月6日) https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/summary?dt=20261106&idx=nk225
- 日本経済新聞(関連市況記事) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL060M70W6A101C2000000/
- 株探(みんかぶ掲載)「今週の【早わかり株式市況】急反落、AI規制への警戒感でハイテク株総崩れ」(2026年11月7日) https://minkabu.jp/news/4653715
- 東京海上アセットマネジメント「Weekly Report」(2026年11月6日、Bloombergデータ) https://www.tokiomarineam.co.jp/market/market_report/2026/bi8q6a0000000do9-att/20261106_TMAM_Weekly_Report.pdf
- ロイター(ニューズウィーク日本版転載)「日経平均株価は大幅に5日続落、AI株安で一時5万7000円割れ」(2026年11月6日) https://www.newsweekjapan.jp/articles/-/339313
- Yahoo!ファイナンス「TOPIX 時系列」 https://finance.yahoo.co.jp/quote/998405.T/history
- Yahoo!ファイナンス「米ドル/円 時系列」 https://finance.yahoo.co.jp/quote/USDJPY=X/history
- FinGroup「デイリー速報(2026年11月6日)」 https://www.fingroup.jp/news/daily-brief-20261106.html
- FinGroup「今週の日本市場展望(2026年11月第1週)」 https://www.fingroup.jp/news/japan-week-ahead-20261102.html
画像:Unsplash(Tokyo Tower dusk skyline、Unsplash License)の写真をもとにFinGroupが加工
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