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2026.11.06

デイリー速報|2026年11月06日:日経平均は1,110円安の6万1,077円で4日続落・5カ月半ぶり安値、TOPIX反発、長期金利2.755%、ドル円157円台後半、本日は米雇用統計

デイリー速報 2026年11月6日 日経平均1,110円安の6万1,077円で4日続落・5カ月半ぶり安値、TOPIX反発、長期金利2.755%、ドル円157円台後半を伝えるカバー画像(赤く光る取引フロアの編集画像)

11月5日(木)の日経平均株価は前日比1,110円73銭安(1.79%安)の6万1,077円90銭と4日続落し、終値としては5月20日以来約5カ月半ぶりの安値水準となりました。始値6万2,384円73銭、高値6万2,653円98銭、安値6万0,786円19銭で、一時の下げ幅は1,400円超に達しました。背景は前日の米株式市場でAI・半導体株が売られた流れの継続です。一方、TOPIXは45.01ポイント高(1.16%高)の3,940.39と4営業日ぶりに反発し、東証プライムでは値上がり1,130銘柄・値下がり410銘柄と広範には買い優勢でした。新発10年物国債利回りは前日比0.055%程度低い2.755%、ドル円は6日朝7時時点で157円68〜69銭前後です。本日6日の焦点は日本時間22時30分の米10月雇用統計です。

1. 株式:日経平均は1,110円安で4日続落、TOPIXは逆行高

  • 日経平均:5日の終値は6万1,077円90銭(1,110円73銭安、1.79%安)。始値は6万2,384円73銭、高値は6万2,653円98銭、安値は6万0,786円19銭。終値は5月20日(5万9,804円41銭)以来約5カ月半ぶりの安値です(日経平均プロフィル、日本経済新聞)。

  • 値動きの背景:米中間選挙で民主党が優勢との見方が広がる中、AI規制やデータセンター増設ペース鈍化への警戒から、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅安となり、東京でもアドバンテストやソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどAI・半導体関連が売られました。朝方は前日のダウ高を映して買いが先行したものの、後場に下げが加速しました(日本経済新聞)。

  • 市場全体の温度差:TOPIXは45.01ポイント高(1.16%高)の3,940.39、JPX日経400相当のJPXプライム150は9.93ポイント高の1,642.24。東証プライム売買代金は概算11兆7,850億円。日経平均プロフィルでは上昇161銘柄・下落64銘柄で、寄与度では技術セクターが約2,011円の押し下げ、消費が約692円の押し上げでした(日本経済新聞、日経平均プロフィル)。

2. 金利・為替:長期金利2.755%、ドル円は157円台後半

  • 長期金利:新発10年物国債利回りは前日比で低下し、終値は2.755%。一時は2.745%と7月下旬以来約3カ月ぶりの低さをつけました。財務省が実施した10年債入札は「弱め」と受け止められましたが、金利の先高観が後退する中で流通市場の売りは限定的でした(日本経済新聞)。

  • 円相場:5日のドル円はおおむね157円台後半〜158円台前半で推移し、クローズ付近は157円68銭前後。6日朝7時(共同通信)は1ドル=157円68〜69銭(前日比約50銭円高方向)でした(ポンドスターリングライブ、岩手日報/共同)。

  • 海外の流れ:前日の米市場では半導体株安が鮮明だった一方、ダウ工業株30種平均は大幅高となり、東京の内需・バリュー株の下支え要因となりました。原油安は国内インフレ圧力の緩和期待にもつながり、債券買いを誘いました(日本経済新聞)。

3. 本日・直近の注目日程(11月6日〜10日)

  • 6日(金):米10月雇用統計(日本時間22時30分)、ミシガン大学消費者信頼感指数速報。植田日銀総裁の発言も予定されています。東京市場は通常取引後、週末を控えて米雇用をにらむ展開です(米労働統計局、各種経済カレンダー)。

  • 9日(月):財務省が為替介入の実績(2026年7〜9月・日次)を公表予定(財務省)。

  • 10日(火):日銀10月会合の「主な意見」(8時50分)、米10月消費者物価指数(日本時間22時30分)。次のFOMCは12月8〜9日が予定されています(日本銀行、米労働統計局)。

4. 不動産:東証REITは大幅高、オフィス空室率は低水準が続く

  • 東証REIT指数:5日の終値は1,693.06(46.05ポイント高、2.80%高)。日経平均の大幅安と対照的に上昇し、長期金利低下が不動産投資信託の下支えとなりやすい局面でした(Town/note、日本経済新聞マーケットデータ)。

  • オフィス:ザイマックス総研によると、2026年第3四半期の東京23区オフィス空室率は1.19%(前期比0.17ポイント低下)と13四半期連続で低下。新規成約賃料インデックスも上昇が続いています(日経不動産マーケット情報)。

  • 住宅:東京カンテイによると、2026年第3四半期の全国新築マンション供給は1万4,182戸と8期ぶりに1.5万戸を割れ、供給抑制が続いています。アットホーム集計では9月の首都圏中古マンション1戸平均価格は6,084万円と高値圏です(東京カンテイ、アットホーム)。

海外投資家・日本進出企業にとってのポイント

  • 日経平均とTOPIX・REITの方向が分かれた一日です。指数寄与の大きいAI・半導体と市場全体の温度差を確認することが、ポジションや案件評価の前提になります。

  • 長期金利は2.755%まで低下し、ドル円は157円台後半。本日の米雇用統計と来週の米CPIを挟み、資金調達コストやクロスボーダーバリュエーションの振れに備えを置くことをお勧めします。

  • オフィス空室率の低下と賃料上昇が続く一方、住宅は供給抑制と価格高止まりが併存しています。資産タイプごとの需給を分けて見ることが重要です。

FinGroupは、日本進出、日本での資金調達、クロスボーダーM&Aに取り組む企業・金融機関向けにIR・PR・FAサービスを提供しています。詳しくは投資銀行事業および金融メディアThe 3%をご覧いただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください。前営業日の市況はデイリー速報(2026年11月5日)、デイリー速報(2026年11月4日)をご参照ください。

出典

  • 日経平均プロフィル「日次サマリー(2026年11月5日)」 https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/summary?dt=20261105&idx=nk225

  • 日本経済新聞「東証大引け 日経平均は4日続落 終値6万1077円 5カ月半ぶり安値」(2026年11月5日) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL0552T0V01C26A1000000/

  • 日本経済新聞「長期金利、3カ月ぶり低さ 10年債入札『弱め』でも売りは限定」(2026年11月6日) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL0502CTV01C26A1000000/

  • 日本経済新聞「債券15時 長期金利、2.755%に低下」(2026年11月5日) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL052FN0V01C26A1000000/

  • 岩手日報/共同「為替相場 6日(日本時間7時)」 https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2026/11/6/1655901

  • Pound Sterling Live「USD/JPY History 2026」 https://www.poundsterlinglive.com/history/USD-JPY-2026/

  • 米労働統計局「Employment Situation」 https://www.bls.gov/schedule/news_release/empsit.htm

  • お金の学び場「今週の経済指標と予定(11月2日〜10日)」 https://moneyokane.com/fx/news/2026/11/shukan-2026-11-02/

  • 日本銀行「公表予定」 https://www.boj.or.jp/about/calendar/

  • 財務省「為替介入実績の公表」関連スケジュール

  • Town/note「2026年11月5日のJ-REIT市況」 https://note.com/town_japan_/n/n25be2fe85976

  • 日本経済新聞 マーケットデータ「東証REIT指数」 https://www.nikkei.com/marketdata/quote/TREIT/

  • 日経不動産マーケット情報「23区オフィス空室率が13四半期連続下落、ザイマックス総研」(2026年10月26日) https://nfm.nikkeibp.co.jp/atcl/plus/21/00008/03637/

  • 東京カンテイ「新築・中古マンションの市場動向(全国)2026年第3四半期」(2026年11月2日)

  • アットホーム「首都圏中古マンション価格動向(2026年9月)」 https://www.athome.co.jp/corporate/news/data/market/

画像:画像生成によりFinGroupが作成したオリジナル画像(売り局面の取引フロアを想起させる編集ビジュアル)

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