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2026.11.08

来週の注目イベント|2026年11月第2週(11/9〜11/13):日銀主な意見と米10月CPIが同日、企業物価・30年債入札・オプションSQも

来週の注目イベント 2026年11月第2週 日銀主な意見と米CPIを伝える中央銀行風の石造建築のカバー画像

2026年11月第2週(11月9日〜13日)の来週の注目イベントを整理します。最大の焦点は10日の日銀「主な意見」(10月29〜30日会合分)と、同日夜の米10月消費者物価指数(CPI)です。みんかぶによると、主な意見では2013年の物価目標導入以降初めて基調物価が「2%到達」との判断が示されると報じられています。米CPIは前月比+0.3%、コア+0.2%が市場予想とされ(フィスコ/財経新聞)、結果次第でFRBの政策観測とドル円に影響し得ます。国内では12日に企業物価指数と都心オフィス空室率、13日にオプションSQが控えます。前週末の日経平均は5万7,434円77銭、長期金利は2.66%、ドル円は157円台後半でした。

1. 前週末の水準:日経平均5万7,434円、長期金利2.66%

  • 日経平均:11月6日の終値は前日比3,643円13銭安(5.96%安)の5万7,434円77銭。週間では前週末比5,855円34銭安(9.25%安)と急落し、終値で6万円を割り込みました(日経平均プロフィル、日本経済新聞)。

  • TOPIX:6日終値は3,707.99で、前週末比257.08ポイント安(6.48%安)でした(株探、FinGroup週間まとめ)。

  • 長期金利・円相場:新発10年物国債利回りは週末時点で2.66%前後。ドル円は157〜158円台のもみ合いが続きました(東京海上アセットマネジメント週次/Bloomberg、FinGroup週間まとめ)。

2. 日本:日銀主な意見、企業物価、国債入札とSQ

2-1. 日銀・経済指標

  • 日銀「主な意見」(10日):10月29〜30日開催分を8時50分頃に公表予定です。みんかぶは、目標導入以来初めて基調物価の「2%到達」判断が示されると伝えています。12日には浅田審議委員の金融経済懇談会も予定されています(みんかぶ、松井証券/株探)。

  • 貿易・景気:9日14時に9月景気動向指数と消費活動指数、10日8時30分に9月全世帯家計調査、同8時50分に9月国際収支・貿易収支、10日14時に10月景気ウォッチャー調査、11日に10月マネーストックと工作機械受注が予定されています(松井証券/株探)。

  • 企業物価(12日):10月国内企業物価指数は前月比+0.2%、前年比+6.5%が予想されています(前回前月比▲0.3%、前年比+6.8%)。原材料・エネルギー価格の波及が焦点です(フィスコ/財経新聞)。

  • 不動産・SQ:12日11時頃に10月都心オフィス空室率、13日にオプションSQが予定されています(松井証券/株探)。

2-2. 国債入札

  • 10日(火):30年利付国債の入札(発行予定額は6,000億円程度と報じられています)(財務省入札カレンダー、みんかぶ)。

  • 12日(木):5年利付国債(11月債)の入札。発行予定額は額面2兆5,000億円程度です(財務省)。

  • その他:9日に国庫短期証券(6カ月)、13日に国庫短期証券(3カ月)の入札が予定されています(財務省)。

3. 米国:10日の米CPIが最大の焦点

  • 米10月CPI(10日):日本時間22時30分発表予定。市場予想は前月比+0.3%(前回+0.6%)、コア同+0.2%(同+0.3%)。昨年の政府機関閉鎖の影響で前年比は発表されないとの報道があります(フィスコ/財経新聞、みんかぶ)。

  • 労働・物価の続き:12日に米新規失業保険申請件数、13日に米10月生産者物価指数(PPI)が予定されています(松井証券/株探、時事通信)。

  • 債券市場:9日に米3年債、10日に米10年債、12日に米30年債の入札。11日はベテランズデーで米為替・債券市場が休場です(みんかぶ、時事通信)。

  • 企業決算:10日に米コアウィーブ、12日にシスコ・システムズやアプライド・マテリアルズなどが予定されています(松井証券/株探)。

4. 中国・欧州・その他の予定

  • 中国:9日10時30分に10月CPI・PPI(予想:CPI前年比+0.8%、PPI同+5.4%)、10日に10月貿易収支。11日は「独身の日」です(フィスコ/財経新聞、松井証券/株探)。

  • 英国・ユーロ圏:12日16時に英7〜9月期GDP速報(予想前期比+0.7%)、13日にユーロ圏7〜9月期GDP改定値などが予定されています(フィスコ/財経新聞、時事通信)。

  • 国際会議:COP31がトルコで開幕(〜20日)、G7外相会合、EU財務相理事会などが週初に重なります(みんかぶ、時事通信)。

海外投資家・日本進出企業にとってのポイント

  • 日銀と米CPIの同日重なり:10日は朝に日銀の主な意見、夜に米CPIが控えます。日本株・金利・ドル円の前提を見直すタイミングになりやすいため、一次資料の時刻確認が重要です。

  • 金利・不動産:30年債・5年債入札と企業物価、都心オフィス空室率は、借入コストや不動産評価の前提に影響し得ます。シナリオ別の感応度を試算しておくと安心です。

  • 休場の非対称:11日は米債券市場が休場でも東京は通常取引です。海外指標の空白日でも国内材料で動く可能性がある点に留意してください。

FinGroupについて

フィングループ株式会社(FinGroup)は、日本市場への参入やクロスボーダーM&Aに取り組む企業・金融機関向けにIR・PR・FAサービスを提供しています。詳しくは投資銀行事業および金融メディアThe 3%をご覧いただくか、お問い合わせフォームよりご連絡ください。前週の市況は週間マーケットまとめ(11月第1週)、前回の週次見通しは来週の注目イベント(11月第1週)もご参照ください。

出典

  • みんかぶ「来週の主な予定 日銀主な意見・ハト浅田日銀委員、米消費者物価 国内企業物価」(2026年11月7日) https://fx.minkabu.jp/news/383842

  • 財経新聞/フィスコ「国内外の注目経済指標:米インフレ動向がFRBの金融政策を左右…」(2026年11月7日) https://www.zaikei.co.jp/article/20261107/876527.html

  • 松井証券(株探)「来週の【重要イベント】景気動向指数、米消費者物価、米生産者物価 (11月9日~15日)」(2026年11月7日) https://finance.matsui.co.jp/news/635821/index

  • 時事通信「週間海外発表行事予定(8~15日)」 https://sp.m.jiji.com/article/show/3905811

  • 日本経済新聞「日経平均株価、大幅に5日続落 終値は3643円安の5万7434円」(2026年11月6日) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL060M70W6A101C2000000/

  • 日経平均プロフィル「日次サマリー(2026年11月6日)」 https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/summary?dt=20261106&idx=nk225

  • 財務省「入札カレンダー:令和8年11月」 https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/2611.htm

  • 財務省「5年利付国債(11月債)の発行予定額等」(2026年11月5日) https://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/yotei/auct20261105.htm

  • 日本銀行「公表予定」 https://www.boj.or.jp/about/calendar/

  • FinGroup「週間マーケットまとめ|2026年11月第1週」 https://www.fingroup.jp/news/japan-weekly-market-recap-20261106.html

画像:FinGroupが生成した編集用写真をもとに加工(人物・ロゴ・文字なし)

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